外壁のウェスタンレッドシーダーの実(サネ:板の断面凸凹の部分)の塗装です。
外壁の塗装を行ったのですが、その際、将来のメンテナンス軽減を考え、外壁張り付け前に実の部分の塗装も同時に行いました。この部分は張り付けると隠れてしまうのですが、時間と共に木は伸縮する為、張り付けた後で塗装をするとどうしても乾燥して未塗装部分が現れます。それを防ぐ為の一工夫です。この後2度目の塗装を行いました。
■ウェスタンレッドシーダー:米杉(ベイスギ)、カナダ杉(カナダスギ)とも言われ、耐久性があり、腐さりにくい樹種とされています。一般に使用されている木材の中では収縮率が非常に小さく、降雪・降雨による狂いが非常に少ない材として信頼されています。その為、外壁や、屋根にも使用されています。ちなみに、北米西海岸ではこれを「生命の樹」と呼び、魔よけのトーテムポール等にも活用されています。