安曇野市穂高有明の住宅『Haus 4:20』では、各仕上げの選定を
現場で行いました。いくつかの候補の仕上げ材(実物サンプル)を
取り寄せ、実際にその場にあてて光が当たる時と当たらない時や
表から見た時、裏から見た時などを確認し、頭の中と実際のギャップを
無くす作業です。
今まで、クライアントさんとは何度も打ち合わせをしてきましたから、
好みや希望が何となく分かり、サンプルもそのような物を多く取り寄せました。
もちろん、それらはコチラも納得の物でこれが気に入るのでは?というものが
ドンピシャ!でくると嬉しいですね。
殆どのクライアントさんがそう、という訳ではないので、中にはコチラから
提案をする場合があります。というか、そういう場合が殆どです。
しかし、『Haus 4:20』のクライアントさんはコチラよりも遥かに多くの
人生経験があり、おまけに自ら、ものづくりを行う方達ですので、
コチラが育てられているようなものだと、つくづく思いながら現場は
進んでいます。
80年以上前のイギリスの建具をアレンジした玄関ドア、ステンドグラスを
あしらった手摺、シャビーシックな雰囲気に包まれる今までに無い感じの
住宅が出来上がりそうです!