年末の押し迫ったこの頃ですが、毎日分刻み(は言い過ぎか?!)で
バタバタしております。
さて先日、中古住宅の購入前に建物状況を調べて欲しいという
依頼があり、チェックを行いました。
普段の仕事は、0から始めて(設計して)途中経過を見て(監理して)
完成させて引き渡す、という事を生業としています。
これが中古の購入前チェックというと、なかなか厄介です。
中古車を買うようなものかも知れません。見えない部分の保証は出来ず、
可視化出来る点のみの評価になり、履歴を予想するしかありません。
ある意味、ディーラーでメンテを受けている車の方が安心出来ます。
それでも、色々とある資料や情報・知識・道具を駆使して、現在の
状況のチェックを行い、それに至った経過と結果の予測をします。
今回は、木造2階建ての住宅で点検口等がある物でも大人2人で軽く
1時間以上掛かりました。その後、報告書を作成して購入判断材料に
して頂きます。
中古とはいえ、大きなお金が動く事業。
新築計画の土地選びから相談に乗る事にも似て、購入前のこういう
作業を行う事は、賢明ですね。
それでも可能なら新築をオススメしたいな~