自邸プレイバックPART12~基礎・チョット工夫~
基礎底盤にコンクリートを打つのですが、その前に一工夫します。
まず、底盤全面に防湿シートを敷き込みます。これは地面からの
湿気を防ぐ目的で行います。
その後、全面に断熱材を敷き込み、その上からコンクリートを打設
します。普通(?何が普通かはわかりませんが)底盤部分全面に
断熱材を敷き込む事は少ないです。中には外周部1m位の範囲で
断熱材を施工する所もあるようです。ここでは自邸ということもあり
実験的にこのような事をしました。
また、ここでは全般的にローコスト化を計っています。
それは、適正な手間賃を更に下げたり、等級の低い材を使用する
というマイナスな手段ではなく、
『作業の簡素化=時間の短縮』
という事を念頭に置き、計画しています。基礎に関しては内部には
立ち上がりを設けていません。立ち上がりの配筋や型枠の施工手
間を省く為です。こうする事により上記の作業が、外周部のみで済
む為、細かく言えば使う鉄筋の量や内部立ち上がり部分の型枠を
設置しなくて済む、結果作業時間の短縮に繋がるのです。
といった具合に、ローコストを考える上で色々な工夫を自邸という事
もあり、実験的に行っています。他にも幾つかありますが、それは
またおいおいと・・・
※以前お伝えした、外壁塗装もセルフビルドによるローコスト化の
一つです。