東北関東大震災の翌日に長野県北部を震源として
発生した地震により、新潟県境にある栄村では
全人口の約9割が避難という事態になりました。
その後、避難指示は解除されましたが、まだ多くの
世帯では自分達の生活を取り戻すという状況では
ありません。
そんな中、建築士会として被災した住宅相談を実施。
そこに参加しました。
飯山に設けられた本部に集合し、各日毎に決められた
集落に班毎に別れ、そこからはローラー作戦により、
全ての住戸を周り、被災状況のチェックやその補修方法、
困った事が無いかを聞いてまわりました。
大変な状況の中、皆さんご挨拶をすると、まず最初に
『ご苦労様です、ありがとうございます』
と仰って頂けます。
今日もまだ、仲間の建築士が残りの住戸相談に
赴いています。それ以外にもボランティアの方々が
村中を車やトラックで走り回っていました。
少しでも早く日常の生活が取り戻せる事を祈りながら
自分が出来る事を行いたいと思います。